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一年の工程表:春の摘採から餅茶の発売まで

プーアル茶は農産物で、季節とともに動きます。春は山に入ってお茶を摘み、夏の雨季はお茶づくりが難しく、秋にもう一度摘み、冬は茶樹が休眠します。一枚の餅茶が生葉から店頭に並ぶまでのスケジュールは、おおむね次のとおりです。

春茶はいつ摘み終わるのか

山頭や標高によって異なりますが、雲南の春茶の時期はおおよそ次のとおりです。

  • 頭春:3月初めから4月中旬ごろ。
  • 正春:4月中旬から5月上旬ごろ。
  • 春尾:5月中旬前後に終わります。

勐海一帯は3月初めに摘み始めることが多く、勐庫のピークは3月中旬〜下旬、鳳慶は3月末から4月初めが多く、標高が高いほど遅くなります。5月下旬に雨季が始まると、春茶のシーズンは終わりです。季節の詳しい紹介は春茶、夏茶、穀花茶をご覧ください。

一年の作業表

時期 茶山では 茶工場では
1〜2月 茶樹が休眠し、剪定や草取り 熟茶の発酵、前年のお茶の出荷
3〜5月 春茶の摘採と一次加工 春茶の毛茶を買い付け、圧製を開始
5〜6月 春尾の終わり、雨季の始まり 新しい春の生茶を順次圧製・発売
6〜8月 夏茶(雨水茶)の摘採 熟茶の渥堆の繁忙期の一つ、毛茶の精製
8〜10月 秋茶(穀花茶)の摘採 秋茶の圧製、熟茶の出堆
11〜12月 茶樹の休養 年末の出荷、ギフトボックスの繁忙期

地域やメーカーによって段取りは異なり、表はあくまでよくあるリズムです。

毛茶はどれくらいで餅茶に圧されるのか

天日干しを終えた毛茶は、早ければ数日で餅茶に圧せますが、よくあるのは次のようなケースです。

  • 小ロット・山頭茶:春茶の毛茶を干し終えてから数週間〜1〜2か月以内に圧製し、その年のうちに発売します。
  • 茶工場のブレンド茶:毛茶をいったん倉庫に入れ、各地の原料がそろって審評とブレンドを終えてから圧製するので、数か月後、ときには翌年になることもあります。
  • あえてしばらく置いてから圧す:毛茶をしばらく置き、水分や香りを落ち着かせてから圧したほうがすっきりすると考える茶工場や収集家もいます。

熟茶は渥堆から発売までどれくらいかかるのか

  1. 渥堆:約30〜45日、さらに長いやり方もあります。
  2. 出堆後の乾燥と篩い分け:数週間。
  3. 寝かせて堆味を抜く:数か月から1〜2年。
  4. 圧製と乾燥:数週間。

そのため熟茶は、毛茶を堆に入れてから製品として出荷するまで、半年から1〜2年かかるのが一般的です。渥堆と出堆後の工程は散水と切り返しと出堆の後をご覧ください。

新茶はいつ発売されるのか

  • 春茶の生茶:いちばん早い頭春の小ロットのお茶は4月下旬から5月に発売されることが多く、量の多い春茶はたいてい5〜6月に順次出てきます。
  • 秋茶:多くは10〜11月に発売されます。
  • 熟茶:はっきりした「新茶の季節」はなく、発酵と寝かせが終われば出荷されます。年の半ばや年末に新製品をまとめて出すブランドが多いです。
  • ブランド茶工場の年度新製品:各社それぞれの発表スケジュールがあり、年初や春茶のシーズンに合わせることが多いです。

新茶はすぐに買うべきか

どう飲みたいかによります。

  • 新茶のみずみずしさを楽しみたい:新しい春の生茶が出たときに買えば、花の香りや蜜の香りがいちばん生き生きしている時期です。
  • 長く保存したい:急ぐ必要はありません。まず一、二枚買って試し、お茶が少し落ち着いてから多めに買うか決められます。
  • 新茶の刺激が気になる:新しい生茶は苦渋みがはっきりしており、圧したばかりのお茶にはまだ「水気」もあります。数か月置いてから飲むと、口当たりが落ち着くことがよくあります。

選び方の詳しいアドバイスはプーアル茶を買うときの6つの心得にあります。

予約購入とは

予約購入とは、お茶が完成・発売される前に、先に代金を払ったり注文を登録したりすることです。プーアル茶の予約購入には主に二種類あります。

  • 春茶の予約:茶のシーズン前やシーズン中に、茶商がその年に作る山頭と数量を発表して予約を受け付け、圧製後に出荷します。
  • ブランドの新製品の予約:茶工場が新製品を発表した後、販売代理店を通じて予約を受け付けます。

予約購入の利点は、数量限定のお茶を確実に手に入れられることです。注意したいのは、支払いの時点ではまだお茶ができていないことです。売り手の信用、出荷時期、返金や品質が違った場合の対応を確認しておきましょう。

茶のシーズンの一日

摘採シーズンの茶山の一日は、おおむね次のようなリズムです。早朝に山に入って摘み、昼前後に生葉を背負って初製所に戻ります。午後から夕方にかけて攤晾し、夜に入ってから殺青と揉捻を行い、深夜まで続くこともしばしばです。翌朝早く塊をほぐして広げて干し、夕方に取り込みます。一ロットの毛茶が摘採から乾燥まで、順調なら一日あまり。茶のシーズンの二、三か月の間、この繰り返しが毎日続きます。

よくある質問

春茶はいつ摘み終わりますか? おおむね3月初めに摘み始め、5月中旬〜下旬の雨季の前に終わります。山頭ごとに標高によって早い遅いがあります。

毛茶はどれくらいで餅茶に圧されますか? 早ければ数週間以内です。茶工場のブレンド茶は数か月、ときには翌年になることもあります。

新茶はいつ発売されますか? 春茶の生茶は4月下旬から6月にかけて順次、秋茶は多くが10〜11月です。

熟茶は渥堆から発売までどれくらいかかりますか? 渥堆が約30〜45日、乾燥・篩い分け・寝かせを加えて、半年から1〜2年が一般的です。

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