餅茶の規格:357g、200g、100gと大餅
茶舗に入ると、棚に並ぶプーアル茶の餅茶には大小さまざまなものがあります。手のひらサイズの小さな餅茶、おなじみの357グラムの円い餅茶、そして洗面器ほどもある「大餅」。重さが違えば、用途も違います。
餅茶の重さ
プーアル茶の餅茶には法で定められた統一の重さはなく、よく見られる規格は次のとおりです。
| 規格 | 主な用途 |
|---|---|
| 100グラム未満 | ミニ餅茶、試飲、ギフトボックス、旅行 |
| 100グラム | 小餅。分けやすく、試し飲みしやすい |
| 200グラム | 中小の餅茶。日常の一杯や贈り物に |
| 357グラム | 定番の七子餅、7枚で一筒 |
| 400グラム、500グラム | 一部の茶工場や山頭茶の規格 |
| 1キロ以上 | 大餅。収集、展示、記念に |
プーアル茶の国家標準では、緊圧茶の形は円餅形・碗臼形・方形・柱形などとされ、重さは各工場が独自に決めて、包装に正味量を表示します。
357グラムの由来
357グラムはもっとも定番の規格で、7枚を一筒に包むことから「七子餅(しちしへい)」と呼ばれます。7枚一筒の包装の伝統は清代までさかのぼります。357グラムという数字は近代の輸出規格と関係があり、1959年に度量衡が1斤=500グラムに改められた後、輸出用の一件が約30キロ、12筒、一筒7枚の計84枚とされ、換算すると一枚約357グラムになりました。詳しいいきさつは七子餅と357グラムをご覧ください。
357グラム以外の規格
- 400グラム、500グラム:厚く大きめで、一部の茶工場や山頭茶によく見られ、一筒の総重量も重くなります。
- 200グラム:近年とても多く見られ、価格のハードルが低く飲みきりやすいサイズです。
- 100グラム以下の小餅:茶工場が出す試飲用やギフト用、あるいは同じお茶の小さい規格版です。
- 大餅:1キロ、2キロ、3キロ、さらには5キロ以上もあり、多くは記念や収集用で、展示に使う茶工場もあります。
小餅と大餅の違い
| 小餅(100〜200グラム) | 357グラム | 大餅(1キロ以上) | |
|---|---|---|---|
| 価格のハードル | 低い | 中くらい | 高い |
| 飲みきる速さ | 早い、数週間〜数か月 | 数か月〜一年以上 | とても長い |
| 崩しやすさ | 簡単 | ふつう | 大変で、切り分けることが多い |
| 保存 | 表面積が大きく、変化が比較的早い | 定番の規格で、経験の蓄積が多い | 中心が厚く、変化が比較的遅い |
| 向いている人・用途 | 試し飲み、贈り物、初心者 | 日常と収集 | 収集、記念、集まり |
小餅の良さは短期間で一枚を飲みきれて、香りが新鮮なうちに楽しめることです。欠点は1グラムあたりの包装コストが高くなることです。大餅は中心が厚いため、乾燥や保存のときに中心と表面で変化の速さが違うことがあり、保存環境にはより気を配る必要があります。
一枚で何回淹れられるか
110ミリリットル前後の蓋碗で、一回7〜8グラムとして計算すると:
- 357グラム:約45回ほどに分けられ、一回につき8〜12煎淹れられます。
- 200グラム:約25回ほど。
- 100グラム:約12〜14回。
大きなカップで淹れたり煮出したりする場合は一回の量が少なくなるので、回数はさらに増えます。蓋碗での茶葉の量と湯温は蓋碗でプーアル茶を淹れるをご参照ください。
規格と締まり具合
同じ357グラムでも、石型で圧した餅茶は厚めで縁が丸く、機械で圧した餅茶は薄めで平らです。特に固く締まり、裏にくぼみのないものが鉄餅です。さまざまな形のプーアル茶は餅茶・磚茶・沱茶・龍珠・散茶:プーアル茶の形にまとめています。
初心者の選び方
プーアル茶を飲み始めたばかりなら、まず100〜200グラムの小餅か、一粒で一回分の龍珠やティーバッグから入るのがおすすめです。飲みきれますし、いろいろなお茶を比べやすくなります。古韻堂の氷島老寨 龍珠は一粒8グラムで、崩す必要がなく、一粒がちょうど一回分です。
包装の正味量
台湾で販売される包装茶葉は、表示に正味重量を明記する必要があります。餅茶を買うときは包装の正味量を見れば、そのお茶の実際の規格がわかります。同じ価格の二つのお茶でも、一方が357グラム、もう一方が200グラムなら、1グラムあたりの価格は大きく違います。価格を比べるときは、同じ重さで比べることを忘れないでください。包装のそのほかの情報の読み方はプーアル茶の包装の見方をご覧ください。
よくある質問
プーアル茶の餅茶は一枚何グラムですか? もっとも定番なのは357グラムで、ほかに100グラム、200グラム、400グラム、500グラムもよく見られ、1キロを超える大餅もあります。
なぜ357グラムなのですか? 近代の輸出規格と関係があり、一件約30キロ、12筒、一筒7枚で、換算すると一枚約357グラムになります。
小餅と大餅の違いは? 小餅はハードルが低く飲みきりやすく、大餅は収集や集まりに向き、中心が厚いため変化はゆっくりです。
357グラム一枚で何回淹れられますか? 一回7〜8グラムなら約45回ほどで、一回につき8〜12煎淹れられます。