ティーバッグのプーアル茶:三角ティーバッグと平たいティーバッグ
プーアル茶というと、崩して蓋碗でゆっくり淹れる餅茶を思い浮かべる人が多いでしょう。ティーバッグのプーアル茶なら、それが手軽になります。カップ一つとポット一杯の熱湯があれば、プーアル茶が一杯飲めるのです。
プーアル茶のティーバッグに使われるお茶
ティーバッグの中身もやはりプーアル茶で、主な出どころは次のとおりです。
- 散茶を篩い分けて出た細かめの等級:熟茶の散茶を篩い分けたときの細かい部分が、ちょうどティーバッグに向いています。
- 崩したり刻んだりした緊圧茶:餅茶や磚茶を崩したり刻んだりしてから袋に詰めます。
- ティーバッグ用に厳選した原料:条索の整った原料を選び、適度に刻むだけにして、ティーバッグでもよい味わいを出すブランドもあります。
ティーバッグには生も熟もありますが、もっとも多いのは熟茶のティーバッグです。熟茶は甘くなめらかで苦くなりにくく、一般の人の淹れ方に合っているからです。
三角ティーバッグと平たいティーバッグの違い
| 三角ティーバッグ(立体型) | 平たいティーバッグ | |
|---|---|---|
| 形 | 立体的なピラミッド形 | 平たい正方形・長方形 |
| 空間 | 広く、茶葉が開く | 狭く、茶葉が詰まっている |
| 茶葉 | 比較的整った条索や砕いた茶が多い | 細かい茶葉が多い |
| 味の出方 | 開いた後は味がしっかりして層がある | とても早く味が出て、濃さがすぐ上がる |
| 二煎目以降 | 2〜3回淹れられることが多い | たいてい一、二回で薄くなる |
| 素材 | ナイロン、トウモロコシ繊維などの透明なメッシュ | ろ紙や不織布が多い |
三角ティーバッグは、袋の中で茶葉が開く空間があり、湯も通り抜けやすい設計です。そのため比較的整った茶葉を使え、蓋碗で淹れたときに近い味になります。
ティーバッグのお茶は劣るのか
一概には言えません。ティーバッグのお茶は細かいことが多く、細かいお茶は味が早く出て濃さもすぐ上がるため、長く浸しすぎると苦渋くなりやすく、そのせいで「粗い」という印象を持たれがちです。けれども:
- 細かいお茶と整った茶葉が同じロットの原料から来ていることもあり、違うのは形だけということもあります。
- 良い三角ティーバッグは比較的整った条索のお茶を使っており、味わいは散茶に引けをとりません。
- ティーバッグの利点は手軽で量が決まっていることで、オフィスや旅行に向いています。
公平に言えば、ティーバッグの役割は手軽さであり、おいしいかどうかは原料と淹れ方次第です。
ティーバッグの素材
よく使われるティーバッグの素材は次のとおりです。
- ナイロンメッシュ:透明で丈夫、耐熱性があり、三角ティーバッグによく使われます。
- トウモロコシ繊維(PLA、ポリ乳酸):植物のデンプンを原料とした素材で、見た目はナイロンメッシュに似ており、三角ティーバッグにもよく使われます。
- 不織布:繊維を圧着して作った素材で、水の通りがよく、平たいタイプにも立体タイプにも使われます。
- ろ紙:伝統的な平たいティーバッグにもっともよく使われる素材です。
台湾では、食品に触れる包装材料は食品用器具・容器・包装の衛生基準に適合する必要があり、正規の製品はすべて関連規定を満たしています。沸騰した湯で淹れ、ティーバッグを長時間繰り返し煮出さないことが、一般的な使い方の原則です。
ティーバッグの淹れ方
ティーバッグ一つに沸かしたての熱湯250〜350ミリリットルで2〜3分。薄めが好きなら1〜2分で引き上げます。二煎目は3〜4分に延ばします。水出しもできます。ティーバッグ一つを500ミリリットルの湯冷ましに入れ、冷蔵庫で6〜8時間置きます。詳しい方法は三角ティーバッグの淹れ方をご覧ください。
古韻堂のプーアル茶 三角ティーバッグ ギフトボックスは一箱24個入りです。包装には生・熟の表示がないので、知りたい場合はスタッフにご確認ください。
ティーバッグの保存
ティーバッグのお茶は細かく表面積が大きいため、香りが抜けやすく、匂いも吸いやすいものです。開封後は外袋や箱をきちんと閉じ、乾燥していて涼しく匂いのない場所に置き、数か月以内に飲みきってください。
ティーバッグの濃さの調整
ティーバッグのいちばん便利な点は、量が決まっていることです。濃さは湯の量と時間で調整します。
- 薄めにしたい:湯を多め、時間を短めに。たとえば350ミリリットルで1〜2分。
- 濃いめにしたい:湯を少なめ、時間を長めに。たとえば250ミリリットルで3分。
- ミルクティーにする:熟茶のティーバッグを少なめの湯で濃く淹れ、温めた牛乳を加えます。
ティーバッグを引き上げるときは絞らないでください。絞ると細かい茶葉の苦渋みが出てしまいます。
ティーバッグとほかの形の選び方
ティーバッグ、龍珠、散茶、餅茶には、それぞれ向いている場面があります。オフィスや旅行にはティーバッグがいちばん手軽です。蓋碗できちんと淹れたいけれど崩すのは面倒なら龍珠。家でよく飲み、たっぷり淹れたり煮出したりしたいなら散茶。収集や長期保存なら餅茶。さまざまな形の一覧は餅茶・磚茶・沱茶・龍珠・散茶:プーアル茶の形にあります。
よくある質問
プーアル茶のティーバッグにはどんなお茶が使われていますか? やはりプーアル茶で、多くは篩い分けで出た細かめの等級や、崩したり刻んだりした緊圧茶です。生も熟もあり、熟茶がもっとも多く見られます。
三角ティーバッグと平たいティーバッグの違いは? 三角ティーバッグは空間が広く茶葉が開くので、味がしっかりして二煎目以降も淹れられます。平たいティーバッグは細かい茶葉が多く、味が早く出ます。
ティーバッグのお茶は劣るのですか? 一概には言えません。ティーバッグは手軽さが重視されており、おいしいかどうかは原料と淹れ方次第です。
ティーバッグの素材は何ですか? ナイロンメッシュ、トウモロコシ繊維(PLA)、不織布、ろ紙がよく使われます。